菜種採りをしたよ!
昨年の秋に植えた菜の花が、3月には満開になりました。
菜園は黄色一色に変わり、菜の花畑を見ながらランチを食べたり、てんとう虫を探したり、チョウチョを追いかけたりしてたくさん遊びました。花の迷路で嬉しそうに遊ぶ子どもたちの表情は、とても嬉々としていて素敵な光景でした。小さいクラスのお友だちも散歩にやってきて、うららかな春の日を楽しみました。
その花も終わり、先日、菜種の収穫をしました。シートの上に刈った菜種を置き、みんなでトントンと棒で叩いたり、ピョンピョン踏んで種を落としました。小さく黒い菜種がパラパラッとたくさん出てきました。
「唐箕」という昔ながらの農作業機に、集まった菜種を入れると殻やかすが分別されて黒い菜種だけが出てきます。子どもたちは、日頃は目にしない光景だけにとても興味津々に目を輝かせていました。慣れない手つきでふるいを左右にふるい、たくさん採れた菜種を細かい殻と振り分ける作業もしました。
この菜種は近いうちに工場に出して、菜種油をしぼっていただきます。油ができたら、秋に菜園で採れるお芋を天ぷらにしたり、フライドポテトにしてランチやおやつでいただきましょうね(*^_^*)本当に手間暇かけた作業です。菜の花から油ができるなんて自然の不思議ですね。昔の人の生活の知恵と文化を体験するのによい機会となったと思います。
これからも、日々の保育の中で、遊びと色々な体験を通して学んでいきたいと思っています✿